リフォームと建て替え、判断するポイントとは? ズバリご説明します。


家は、建てて終わりではありません。定期的にリフォームが必要です。
また、築年数がたてば建て替える必要も出てくるでしょう。
しかし、家を直さなければならないとき「建て替えか、リフォームか」で悩む人は少なくありません。
そこで、今回は「建て替えか、リフォームか」を判断するポイントをご紹介します。
家によって差はありますが、おおよその目安が分かっていれば判断もつけやすいでしょう。
そろそろ家の大規模リフォームを考えているという方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

目次

  1. リフォームと建て替えの違いとは?
  2. 建て替えとリフォームそれぞれのメリット・デメリットとは?
  3. リフォームと建て替えの判断のつけ方とは?
  4. ​おわりに

1.リフォームと建て替えの違いとは?

まず始めに、リフォームと建て替えの違いをご説明します。
建て替えの方が大規模な工事になりやすいと思われがちですが、リフォームも規模によっては大差のないケースがあるのです。

1-1.建て替えとは?

建て替えとは、文字どおり今建っている家をすべて壊して新しい家を建てることです。
日本の家は古いものほど、木造建築で断熱材も入っていないものになります。
また、家によっては高度経済成長時代の家不足の時代に建てられたため、基礎がいいかげんなものもあるでしょう。
さらに、シロアリが巣くっていたり土台が腐っていたりすると、業者から建て替えを勧められることもあります。
この場合は、家を建てていた木材などはすべて一度撤去して、新しい材料で家を建て直すのです。

1-2.リフォームとは?

リフォームとは、家の一部を新しく直すことです。以前は「増改築」といっていました。
古くて不便な住宅を、建築士が設計してリフォームする人気のテレビ番組があります。
見たこともある方も多いでしょう。
番組では基礎だけを残し、すべてを建て替える物件も珍しくありません。
「これでは建て替えではないか?」と思う方もいるでしょう。
しかし、土台など一部だけでも残っていればリフォーム扱いになります。
ですから「新築そっくりになります」というリフォームは、一部を残してすべて建て替えるケースもあるのです。
「だったら建て替えた方がよいのでは?」という人もいるでしょう。
しかし、都市部の住宅密集地の場合は、法改正によって建て替えてしまうと依然と同じ広さの建物が建てられないことも多いのです。
ですから、あえて「リフォーム」という形を取る物件もあります。
ですから、リフォームの規模によっては新築と変わらないくらいの費用がかかる場合もあるでしょう。

2.建て替えとリフォームそれぞれのメリット・デメリットとは?

では、建て替えとリフォームにはそれぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
この項では、その一例をご紹介します。
これが分かっていれば、判断もつけやすいでしょう。

2-1.建て替えのメリット・デメリットとは?

建て替えは、家を土台から新しくすることです。
ですから、古くて耐震強度が不安だったり断熱材が入ってなかったりしている場合でも問題ありません。
また、土台がいたんでいたりシロアリに食い荒らされていたりした場合も、建て替えの方がメリットは大きいです。
建て替えをすれば、建物の寿命は格段に長くなるでしょう。
また、間取りが自由に変えられるのもメリットのひとつです。
その一方で、大阪や東京などの住宅密集地の場合は、法律が改変されたために依然と同じ広さや高さの家が建てられなくなる場合もあるでしょう。
さらに、借地の場合は借地権でもめる可能性もあります。
また、費用と日数もかかるので、仮住まいなども手配しなくてはなりません。

2-2.リフォームのメリット・デメリットとは?

リフォームの場合は、家の中でいたんだ箇所だけを直します。
ですから、費用もそれほどかからず、住みながら行うことも可能でしょう。
また、リフォームの場合、今年はキッチン、来年は浴室というように予算に合わせて徐々にリフォームを行っていくこともできまます。
さらに、リフォームならば法律が改変になっている場合も同じ広さで建物を建てられるでしょう。
しかし、その一方で土台がいたんでいたりシロアリが巣くっていたりすればリフォームは行えません。
さらに、耐震リフォームなどをしたい場合は土台以外をすべて建て直す必要もあるでしょう。
そのような場合は、建て替えと費用がほぼ変わらないケースもあります。
さらに、建物の寿命は建て替えよりは短くなる可能性が高いです。

3.リフォームと建て替えの判断のつけ方とは?

では、リフォームと建て替えを判断するポイントはどこにあるのでしょうか?
この項では、判断の目安の一例をご紹介します。

3-1.土台がいたんでいる場合は建て替えの方がよい

土台は建物の基礎です。
ですから、そこがいたんだままではいくらリフォームしても寿命は短くなるでしょう。
土台が腐っていたりシロアリに食い荒らされたりしている場合は、業者も建て替えを進めてくるケースが多いです。

3-2.建物の一部が使える場合はリフォームの方がよい

建物の一部がいたんでも、ほかの部分が十分に使えるという場合はリフォームの方がよいでしょう。
また、リフォームの場合は今まで家を建てていた材料を再利用することも可能です。

3-3.まずは専門家に検査を依頼しよう

建物のいたみ具合は素人では分からない場合が多いです。で
すから、リフォームか建て替えかで迷ったら、まずは専門家に検査を依頼しましょう。
土台からはりまでしっかり検査をしてもらえば、どちらがよいのか判断がつけやすくなります。

3-4.将来、家をどうしたいのか考える

子どもがすべて独立し、家を継ぐ人もなく老夫婦ふたり暮らしという家を大金かけて建て直してももったいないでしょう。
逆に、子世代や孫世代と同居をするのに、古くて狭い家のままでは不便です。
ですから「誰が、どのくらい」住み続けるのか20年後、30年後を予想して家を建て直すかリフォームするかを判断しましょう。
子世代や孫世代と同居する場合は、二世帯住宅を建てたり家の敷地に新しく家を建てたりしてもよいですね。
また、誰かひとりだけの提案で、リフォームや建て直しを始めてはいけません。
必ず、その家に住む全員で話し合って決めましょう。
また、リフォームや建て直しでもローンは組めます。
親子ローンなどという組み方もあるので、工務店や金融機関とよく相談してみてください。

4.おわりに

いかがでしたか?
今回はリフォームか建て替えかを判断するポイントについてご説明しました。
まとめると

  • リフォームか建て替えかは建物の状態や、住む人、住み続ける年数によって決める。
  • 土台がいたんでいる場合は建て直しの方がよい。
  • まだ十分使えるならば、リフォームの方がよい。

ということです。
このケースならば、必ず建て替えの方がよい、リフォームの方がよいということはありません。
また、新築と変わらないくらいリフォームに費用がかかるならば、建て替えた方がよい場合もあるでしょう。
早急に結論を出さず、家族や業者とよく話し合って、結論を出してください。
また、二世帯住宅にするなど大幅に間取りを改造する場合は、建て直した方がよいこともあります。
さらに、耐震リフォームなどをする場合は自治体から補助が出ることもあるでしょう。
また、リフォームでローンを組んでも住宅ローン控除が受けられます。
ですから、「大規模リフォームは損」とばかりは言いきれません。


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