シロアリ対策は重要! シロアリによる被害や駆除費用などを徹底解説


木造住宅が多い日本では、シロアリ被害が後を絶ちません。新築の際に、対策を講じる方も多いのですが、既存の住宅では何もしていないケースもあります。一度シロアリが発生したら、駆除するのはとても大変なことです。被害が拡大する前に、しっかり駆除しなければなりません。
シロアリと聞くだけで、不安に感じる方も多いでしょう。また、正しい駆除方法を知らず、対策ができないという悩みもあります。シロアリが寄生しないよう予防する方法もありますから、知識をしっかり身につけ、家をシロアリから守りましょう。
今回は、シロアリ対策についてご紹介します。

  1. シロアリの基礎知識
  2. シロアリのチェック方法
  3. シロアリの対策法・予防策
  4. シロアリの対策法・駆除方法
  5. シロアリ対策でよくある質問
  6. まとめ

この記事を読むことで、シロアリ駆除や対策についてよく分かり、被害を予防するきっかけになるでしょう。シロアリにもさまざまな種類があります。シロアリの基礎知識も覚えておいてください。

1.シロアリの基礎知識

シロアリとはどのようなものか、種類や発生する原因などを見ていきましょう。

1-1.シロアリとは?

シロアリは木材を食べる昆虫で、ゴキブリの仲間にあたります。普段は木の中に潜んでいますが、地中に棲(す)むものもおり、種類も豊富です。羽と触角があり、普通のアリとは異なり、腰にくびれがないのが特徴でしょう。
種類には、ヤマトシロアリ・イエシロアリ・ダイコクシロアリ・アメリカカンザイシロアリなどがあります。高温多湿な環境を好み、木を巣として暮らしているのです。

1-2.シロアリの被害について

シロアリは地中から家に侵入し、木材を食い荒らします。家の躯体(くたい)がもろくなり、倒壊の危険性も高まるのです。初期症状は、雨漏(も)り・隙(すき)間などが多く、被害が拡大するにつれ、タンスの中まで荒らされてしまいます。天井裏などに巣を作り、居座ってしまうことで住人を悩ますのです。

1-3.シロアリが発生する原因とは?

前述したとおり、シロアリは高温多湿の環境を好みます。家の隙(すき)間から入り込み、湿気を含んだ木材や段ボールなどに寄生するのです。また、メスが発するフェロモンに誘引され、オスがやってきては繁殖を繰り返すため、シロアリの数が増殖します。カビがある場所も危険です。カビは湿気が多い場所に発生しますから、シロアリを誘引するリスクも高まります。もともと、水分の多い土壌に建っている家にも注意が必要です。日照条件が悪い構造の家も、通気が悪く、湿気がこもりやすいため、シロアリが発生しやすいといえるでしょう。

2.シロアリのチェック方法

シロアリのセルフチェック方法やプロによる診断について解説します。

2-1.セルフチェック

シロアリのセルフチェック方法は、床下に潜るか、畳の床板をはがすやり方です。懐中電灯・ドライバー・軍手・マスクを用意します。床下に潜るため、汚れてもいい服装と帽子を着用してください。手鏡を使うと見逃しやすい箇所もしっかり点検できます。
床下を覗(のぞ)くと木材の湿気具合が確認でき、カビなども肉眼でわかるでしょう。腐食している箇所や異常を感じる場所を、ドライバーでつついてください。シロアリが侵入する経路は、アリ道が存在します。アリ道を見つけたら、ドライバーでつついて確認しましょう。シロアリを発見することができます。すでに巣から離れている場合は、見つけられない可能性もあるため、専門業者に点検してもらう方法がベストです。

2-2.プロによる診断について

シロアリ駆除を専門にする業者は、シロアリの習性を知り尽くしており、アリ道や巣の発見も素人では難しくても、すぐに見つけることができます。無料診断などを実施していますから、自分では難しい場合は依頼しましょう。

3.シロアリの対策法・予防策

シロアリの予防策についてご紹介します。

3-1.シロアリを寄せつけない方法・ポイント

湿気を好む性質があるため、床下の通気維持には配慮しましょう。既存の住宅ではなかなか難しいことですが、床下に残っている木材や廃材などを撤去することも大切でしょう。家の周辺をきれいにすることも、シロアリを寄せつけなくするポイントです。定期的に、シロアリ駆除対策を行うことも重要でしょう。

3-2.シロアリ対策の家について

シロアリの棲(す)みにくい家にするためには、新築時に予防消毒を施すことが大切です。雨漏(も)りがある場合は、すぐに修繕し、防湿対策も同時に行いましょう。床下のおがくずや木片も撤去してください。リフォームをきっかけに、シロアリ対策を講じるのもおすすめです。

3-3.シロアリ対策の注意点

予防消毒は、定期的に行うことで効果が持続するものです。素人では見逃してしまうポイントもありますから、プロに依頼した方が確実でしょう。シロアリ対策をしっかり行いたい場合は、自分で無理せず、プロの診断を受けてください。

4.シロアリの対策法・駆除方法

シロアリの予防法についてお伝えしました。本項では、駆除についてご紹介します。

4-1.被害を見つけたらどうするか?

シロアリ被害を見つけると慌ててしまいますよね。急いで殺虫剤を使い、駆除しようと試みるはずです。しかし、シロアリがほかの場所に移動して巣が分散するだけで、完全に駆除することが困難になってしまいます。プロの診断を受け、被害箇所の特定や被害範囲などを調査してもらうようにしましょう。

4-2.駆除は自分でできるか?

ホームセンターでもシロアリ駆除剤が販売されています。殺虫効果があるものや忌避効果のあるものなどです。ベイト剤と呼ばれる毒エサもあります。シロアリがベイト剤を食べ、成長を止めるものです。人体には無害であるため、安全性が高いといえるでしょう。
自分で駆除することも可能ですが、見逃しや失敗して巣が分散してしまう恐れもあります。自信のない方は、プロに依頼した方が確実です。

4-3.プロによる対策方法

シロアリ駆除には、専門業者がいます。害虫駆除を得意とする業者を検索してみてください。シロアリ駆除は特殊な作業を伴うため、シロアリの駆除経験豊富な業者がおすすめです。プロによる駆除方法は、前述したベイト工法が環境や人にも優しいでしょう。費用は1メートルにつき4,000〜8,000円前後となっています。ほかには、土壌に膜を形成する土壌表面皮膜形成工法やシート敷設工法もあり、費用は1メートルあたり6,000〜10,000円です。

4-4.リフォームをきっかけにシロアリ対策をする

家のリフォームを検討している方は、シロアリ対策も同時に行うことがベストです。まだシロアリが発生していない場合でも、予防としての効果を発揮できます。リフォームはシロアリ対策にとてもいいタイミングです。検討されている方は、ぜひシロアリ対策を取り入れてみてください。

4-5.シロアリ駆除を依頼するときの注意点

シロアリ駆除業者はたくさんあります。いくつかの業者に見積もりを出してもらい、現地調査をしてもらいましょう。見積もりで工法や費用などを確認し、納得できる業者に依頼してください。訪問でシロアリのチェックをしますという業者もいます。しかし、実際にシロアリがいないにもかかわらず、シロアリがいたと持ち込んだものを証拠のように見せつける悪質な業者もいるのです。信頼できる地元の工務店などから、提携業者へ連絡してもらうなど、安心できるルートで依頼することをおすすめします。

5.シロアリ対策でよくある質問

シロアリの発生は、家の崩壊にもつながるため、心配になることも多いですよね。質問集を集めました。参考にしてください。

5-1.シロアリの発生しやすい時期はいつ?

種類によっても異なりますが、4〜9月が発生しやすい時期にあたります。高温多湿になる時期は注意が必要です。

5-2.シロアリは駆除しても再発しやすいのか?

シロアリは駆除しても、予防を繰り返し行わない限り、再発するリスクは高いものです。そのため、消毒は定期的に行いましょう。

5-3.現地調査を受ける前に準備すべきことはある?

床下に入れるルートを確認してください。図面などがあれば、より詳しく調べることができます。

5-4.子どもやペットがいるので、薬剤を使うのが心配

なるべく人体への影響が少ない薬剤を使用します。作業中は、屋外か別の部屋へ移動してください。

5-5.業者にはアフターフォローはあるのか?

アフターフォローの有無は、業者ごとに異なります。見積もりを出してもらうときに確認し、比較材料にしましょう。作業後に再度シロアリが発生したというときでも、アフターフォローがあれば安心です。

6.まとめ

いかがでしたか? シロアリは、高温多湿の環境を好み、木材に寄生します。木造住宅は特に発生リスクが高いものの、鉄筋住宅でもシロアリ被害は起こり得るのです。床下の通気を維持し、おがくずや木片は撤去するようにしましょう。シロアリの発生を抑制することができます。自分で駆除することも可能ですが、見逃してしまうケースや失敗して巣が分散するケースも出てくるものです。素人では難しいと感じたら、プロの業者に依頼しましょう。確実に駆除することができ、アフターフォローもしっかりしていれば、再発時も対応してもらえます。見積もりで複数の業者を比較し、信頼できる業者を見つけてください。


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