建て替えの仮住まいはどこにすべきか? 費用や探し方について


建て替えリフォームの期間中、工事が行われている家に住むことができません。建て替えリフォームが完成するまで、仮住まいで生活しなければならないでしょう。しかし、生活に支障のない程度で短期間だけ借りることができる家探しは、結構大変なことです。どんなところがあるのか、コストはどのくらいかかるのかなど把握しなければなりません。そこで、本記事では、建て替えの仮住まいの探し方やポイント・費用・業者選びなどについて説明します。

  1. 建て替えの仮住まいについて
  2. 建て替えの仮住まいの探し方
  3. 建て替えの仮住まいのポイント
  4. 建て替えの仮住まいの費用について
  5. 家を建て替える業者選び
  6. 建て替えの仮住まいに関してよくある質問

この記事を読むことで、建て替えの仮住まいについて詳しく分かります。家の建て替えを検討中の方は、ぜひチェックしてください。

1.建て替えの仮住まいについて

すでに建築されている建物を解体・撤去して、新たに住宅を建築することを「建て替え」といいます。建て替えをしているときは、その家に住むことができません。そこで、用意しなければならないのが仮住まいです。ここでは、仮住まいの流れやよくある悩みごとについて説明します。

1-1.建て替えの流れと期間について

建て替えの主な流れを、以下にピックアップしてみました。

  1. 住宅会社を探し、契約と設計プランを決定する
  2. 住宅ローンの申し込み
  3. 解体業者・仮住まいを探して決定する
  4. 住居の片づけと引っ越し
  5. 地盤調査と改良
  6. 解体工事の開始
  7. 新築の着工と引き渡し

以上の流れから、仮住まいは住居の片づけを始める前に決めるのが理想的です。解体業者を決めて、解体・撤去日までに荷物を移動させておかなければなりません。
また、最後の新築引き渡しまでにかかる期間は、早くて3か月です。工期が延びる可能性を考えて、4~6か月を目安と考えてください。その期間中、仮住まいを利用することになります。

1-2.よくある悩みごと

建て替えの仮住まいでよくある悩みごとは、短期間だけで探すのが大変なことでしょう。一般的に、住宅を借りるときは年単位の契約を結びますが、数か月だけとなれば契約できません。短期間の場合、クリーニングなど管理会社やオーナー側の負担が大きくなるので拒否されるケースが多いのです。
また、ペットを飼っている場合は、ペット可能な物件を探さなければなりません。仮住まいに荷物が収納できない場合は、トランクルームをレンタルすることになり、コストがかかります。
さらに、子どもが学校へ通える範囲内で探さなければならないという立地条件も出てくるでしょう。

1-3.希望条件

子どもがいる場合、1番に考えなければならないのが「学区」です。転校の必要がない学区内で、仮住まいを探さなければなりません。また、車を所有している方は「駐車場」の有無も条件に入ります。所有している車数に見合った仮住まいが必要ですね。さらに、部屋数やキッチン・リビングの広さなど、設備も希望条件の1つとなります。家族人数やライフスタイルに適した設備を選択しなければ、生活しづらくなるでしょう。

2.建て替えの仮住まいの探し方

では、建て替えの仮住まいはどのように探せば良いのでしょうか。

2-1.どんなところがあるか

仮住まいで利用できるのは、マンスリーマンション・ホテル・賃貸物件があります。
マンスリーマンションは、家具家電つきで月単位から契約が可能です。ウィークリーマンションは週単位から契約でき、火災保険も未加入で良いので最も適している物件といえるでしょう。ただし、単身者向けのタイプが多いため、家族が多い場合は2部屋借りる必要があります。
数日間の場合であれば、ホテルの利用も検討してはいかがでしょうか。ホテルは設備が充実しており、掃除も必要ありません。しかし、行楽シーズン中などはホテルの需要が高まるため、宿泊料も高くなりがちです。
仮住まいの利用期間が長くなる場合は、短期間で借りられる賃貸物件を探すのも良いでしょう。短期賃貸可能な物件を紹介してくれる不動産会社もあります。賃貸の一軒家があれば、家族が多くても問題なく、家財道具もそのまま持ちこむことができるでしょう。

2-2.探すタイミング

候補物件は、遅くとも引っ越し予定日の1か月前に決めておきたいところです。そのため、最低でも2か月程度前から探し始めてください。特に、希望条件が多数ある場合は、早めに探し始めたほうが良いでしょう。素早く決められるように、条件の優先順位をハッキリさせておかなければなりません。

2-3.探し方とポイント

自分で探す場合は、不動産会社を訪れたり、インターネットで探したりする方法があります。ネットでめぼしい物件を見つけてから不動産会社を尋ねてください。日中、仕事で動きまわることができない方でも、インターネットを利用すれば見つけることができます。
また、建築業者の担当者が代わりに動いてくれるところもあるでしょう。建築業者が動いてくれる場合は、希望条件をきちんと伝えておかなければなりません。

2-4.主な流れ

建て替えの仮住まいを見つけるまでの主な流れを、以下にピックアップしてみました。

  1. 引っ越し予定日の2か月前から仮住まいを探し始める
  2. 1か月前までに候補物件をしぼりこむ
  3. 不動産屋へ行き、お気に入り物件があれば入居申込書を提出する
  4. 約1~2週間で契約

2-5.そのほか注意点

賃貸物件を見つける場合、解体着工の2か月ほど前から探し始めることが理想的です。ギリギリになってしまうと、希望条件に見合った物件が見つからずに悪い条件を選択しなくてはなりません。しかし、探し始めるタイミングが早すぎるのもNGです。早すぎると「もう少し後になってから来てください」といわれる可能性があります。短期契約は敬遠される傾向があるため、早すぎると門前払いされることもあるでしょう。

3.建て替えの仮住まいのポイント

仮住まいへの引っ越しをスムーズにすすめるためには、ポイントを押さえることが大切です。それでは、仮住まいのポイントについて説明します。

3-1.荷物について

仮住まいへ移り住むためには、荷造りが必要です。荷造りの際は、荷物の量に気をつけなければなりません。仮住まいがマンション・アパート・ホテルの場合、収納スペースが限られています。仮住まいに荷物が入りきれなくて、引っ越し作業が滞(とどこお)る状態になることもあるでしょう。そんなときは、引っ越し業者の荷物一時預かりサービズがおすすめです。保管期間や料金は、業者によって異なるので見積もりを確認しましょう。

3-2.工期が延びた場合

工期が予定より延びる場合があります。長雨や台風など天候が原因で工期が遅れる場合は依頼者側の負担となるでしょう。そのため、新たに仮住まい先を見つけなければなりません。急遽(きゅうきょ)、必要となるのでホテルを借りるケースが多いようです。また、施工側のミスで工期が延びた場合は施工側が負担することになるでしょう。ただし、施工業者によって異なるため、契約前の確認が大切です。

4.建て替えの仮住まいの費用について

仮住まいにかかる費用は、一体いくらになるのでしょうか。

4-1.費用について

仮住まいにかかる費用は、賃料やホテル宿泊費・敷金と礼金・仲介手数料・引っ越し費用・諸費用などがかかります。仮住まいの場所や期間によって異なりますが、だいたいの目安は3か月で約80万~100万円です。何にいくらかかるのか、細部まで確認しておかなければなりません。契約前に、きちんと見積書をチェックしてくださいね。

4-2.節約のポイント

期間限定の転居であれば、荷物を最低限に抑えることが節約のポイントです。生活に必要な家電・家具だけ持ちこむことで、荷物量が減り、引っ越し費用を抑えることができます。また、仮住まいで生活しているときは、できるだけお金を節約しましょう。たとえば、外食を減らすなどです。仮住まいを決めるときも、初期費用や賃料が安いところを選びます。最低限のお金を使うことで、節約につながるでしょう。

4-3.そのほか注意点

費用を抑えるためには、引っ越し業者の見積もりを確認することが大切です。1社だけに見積もりを依頼するのではなく、複数の業者に依頼してください。比較することで、最も低費用で利用できる引っ越し業者に依頼できます。また、業者スタッフの対応や雰囲気もチェックすると良いでしょう。信頼できる業者に依頼することで、スムーズに引っ越しができますよ。

5.家を建て替える業者選び

家を建て替える業者選びは、最も大切なポイントです。ここでは、業者選びのポイントや業者ごとのメリット・デメリット、相談方法、諸費用・手数料などについて説明します。

5-1.業者選びのポイント

業者選びに悩んだときは、以下のポイントに注目してください。

  • スタッフの対応が丁寧でスピーディー
  • 建て替えの実績がある
  • 料金体系が明確になっている
  • 保証・アフターフォローが充実している
  • 無料相談を受けつけている
  • 的確なアドバイスやプランを提示してくれる

5-2.業者の違いとメリット・デメリット

建て替えを依頼する業者は、ハウスメーカー・工務店・建築家の4つがあります。それぞれのメリット・デメリットをチェックしておきましょう。

5-2-1.ハウスメーカー

ハウスメーカーは、広範囲の規模で展開する住宅建築会社のことです。展示場やモデルハウスで実物を見ることができるため、具体的なイメージがしやすいでしょう。また、工事で大量生産された建材を使用するので、短期間で建て替えができます。しかし、あらかじめ決められた建材を使うため、設計の自由度が低い点がデメリットです。実際の工事は、ハウスメーカーが委託した業者が行います。

5-2-2.工務店

工務店は、建築を請け負う業者・会社のことです。外部の建築士と提携したり、設計から施工まで行う会社もあったりと、工務店によって違いがあります。ハウスメーカーのように限られた建材を使用する必要がないため、設計の自由度が高めです。

5-2-3.建築家

有名な建築家に依頼して、建て替えする選択肢があります。建築家に依頼する大きなメリットは、最初から家づくりができることです。設計の自由度が最も高い方法といえるでしょう。ただし、実際のイメージがわきにくい・施工完了まで時間がかかるというデメリットがあります。

5-3.相談方法

建て替えに関して疑問や不安な点がある方は、相談を受けつけている業者に問い合わせてください。山田工務店の「はっぴいハウス」は、素材・構造にこだわり抜いた高品質住宅を施工しています。ホームページ、または電話にて相談を受けつけているので、ぜひ1度お問い合わせください。

5-4.諸費用・手数料について

諸費用・手数料は、業者によって異なります。きちんと確認してから業者と契約を交わしてください。建て替え工事にかかる費用にいくらかかるのか、追加費用として加算される項目など、細部まで確認したほうが安心して工事ができます。

5-5.注意点

業者の中には、不正行為を働く業者が存在しています。たとえば、契約を急ぐ・下請け業者に工事を丸投げする・施工例を見せてくれない・見積書内容が不明確などです。少しでも怪しい箇所があれば、依頼せずにその場で確認してくださいね。

6.建て替えの仮住まいに関してよくある質問

建て替えの仮住まいに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.UR賃貸住宅は仮住まいに適しているか?
A.公団住宅となるUR賃貸住宅は、「何年以上済まなくてはならない」という期間的な縛りがないため、短期利用が可能です。また、礼金・仲介手数料などが要らないので一般的な賃貸よりも初期費用が安くなります。ただし、空きが少なく、ペット不可の物件が多いでしょう。

Q.仮住まい期間が数日の場合はどうすべきか?
A.1か月もかからない数日程度であれば、引っ越し業者の荷物預かりサービス+ホテルという選択肢がおすすめです。大手の引っ越し業者では、荷物預かりサービスを行っているため、家具・家財を預けて、住まいをホテルにすれば費用を抑えることができるでしょう。

Q.仮住まいを選ぶ際のポイントとは?
A.仮住まいでも快適な生活を送りたいと思いますが、多少の不便・不満には目をつぶってください。新居ができるまでの期間限定なので、ずっと住み続けるわけではありません。家賃よりも仮住まい期間全体の費用を踏まえた上で、予算内で抑えられるのか考えてください。

Q.敷地内にプレハブ住宅(小屋)を建てたら、仮住まいできるのか?
A.仮住まい用のプレハブは簡易なもので、原則、建築基準法で認められていません。業者の中には、仮設許可申請をせずにプレハブを設置することがありますが、法律違反となります。工事停止・使用禁止の指導を受けることがあるため、仮住まいにはおすすめしません。

Q.建て替えの施工事例が知りたい
A.「はっぴいハウス」のホームページでは、いくつかのテーマに合わせた施工事例を掲載しています。また、現場見学会も行っているのでぜひご利用ください。現場見学会に参加することで、建てたい家が具体的にイメージでき、会社の雰囲気を感じることができます。

まとめ

いかがでしたか? 建て替えの主な仮住まいは、賃貸物件・マンスリーマンション・ホテルの3つがあります。仮住まいの期間や予算・家族構成などを踏まえた上で、適した住まいを選ぶことが大切です。それぞれメリット・デメリットがあるため、きちんと把握しておきましょう。仮住まいの選び方や、費用・探し方など知識を身につけておけば、スムーズに見つけることができます。


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